新着情報2015年

【実物実習】 内山邸(富山県民会館分館)土蔵「柳原文庫」復元完了

去る718日、職藝学院の実物実習で携わってきた内山邸(富山県民会館分館)土蔵「柳原文庫」の復元事業完了式典が行われました。
式典では、石井隆一富山県知事、
内山家15代当主内山協一氏、当学園稲葉實理事長らが出席。柳原文庫前でテープカットをし、本学院上野幸夫教授が「柳原文庫」復元について設計説明を行いました。復元事業完了により、今後、土蔵「柳原文庫」は展示ギャラリーとして活用されます。

内山邸(富山県民会館分館)は、国登録有形文化財に指定されている江戸時代の豪農屋敷。邸内の「柳原文庫」は、1898(明治31)年に建てられた土蔵造りの2階建ての書庫で、1960(昭和35)年頃、市外へ移築されました。本学院上野幸夫教授の調査(写真や古文書など)より、切妻造りの黒漆喰仕上げ、出入口と窓は両開き扉であったことが判明し、それをもとに設計、邸内での復元(実習)を実施しました。これまで、約3年にわたり、環境・建築職藝科の学生たちが、以下の実習を行っています。

〇建築コース・研究科:土蔵の軸部加工(校内)、軸部建方
〇環境職藝科:竹を縄で格子状に編む伝統工法「小舞掻き(こまいかき)」
〇全学生(人と土の日):伝統左官工法「荒壁塗」
〇建具コース:出入口戸の製作・取付

<式典>

石井知事挨拶
会場の様子(職藝学院学生も参加)
土蔵「柳原文庫」前でのテープカット
上野教授による設計説明


<実習風景>

土蔵軸部建方:建築コース・研究科


竹を縄で格子状に編む伝統工法「小舞掻き〔こまいかき〕」:環境職藝科


伝統左官工法「荒壁塗」:全学生(人と土の日)


出入口戸の製作・取付:建具コース