新着情報2016年

職藝未来塾 「とやま建築探訪:砺波市指定文化財 千光寺」開催

79日、職藝未来塾 住まいづくり教室「とやま建築探訪」を開催しました。
本講座は、実際に富山の歴史的建築、文化財、町並み等を歩きながら、専門家の解説により建築文化、歴史的建築の見方について学ぶもの(2回開催)です。
第1回目は、「砺波市指定文化財『千光寺』探訪」、講師は本学院上野幸夫教授です。

<千光寺探訪>
千光寺(せんこうじ)は、真言宗の古刹で、戦国時代の戦火で伽藍が焼失し、その後再建された伽藍も1618年(元和4年)の火災で焼失しました。江戸時代の中頃から順次再建され現在の姿となっています。
千光寺には、「山門」「観音堂」「御幸門」「書院」の砺波市指定文化財があり、当日、上野教授により、それらの歴史的背景、建築的価値について解説が行われました。

千光寺「御幸門」は、昨年度、本学院の実物実習にて解体修復を行っています。

【実物実習】 千光寺御幸門 解体修理 (15/07/25)
【実物実習】 千光寺御幸門 修復完了 (16/02/01)

「山門」の解説
「観音堂」
修復した「御幸門」の解説
「土蔵:鏝絵」の解説