学院生活職藝の四季

職藝仕事始めの儀

12/1/20 UP

1月5日、学生や教職員が参列して「職藝仕事始めの儀」を行いました。稲葉理事長からは「東日本大震災の発生を受け、これまでの伝統と慣習が、また人と人とのつながり(絆)の大切さが問われている。その中で森羅万象に感謝し、技術の向上、勉学に励んでほしい」とあいさつが行われ、厳かな雰囲気の中で儀式が始まりました。
「環境職藝の儀」では、“岩落しの儀”、“鍬入れの儀”などが、「建築職藝の儀」では墨打ちの儀、尺杖の儀、釿掛けの儀などが行われ、今年1年の技術の向上と安全を祈願しました。

●環境職藝の儀:土地の神を祭り、学院の建つ台地の鎮護を祈り、木の神を守り樹木へ感謝するもので、「鎮物」を埋納して土地を浄化し、今年最初の樹木を植える儀式
●建築職藝の儀:大工道具を奉納し、木作木に墨を打ち、正しく打たれたか検査し、一年の工事の無事と技術の向上を祈願する儀式

職藝仕事始めの儀 稲葉理事長あいさつ
●環境職藝の儀
岩落しの儀 鋏入れの儀
●建築職藝の儀
尺杖の儀 釿掛けの儀

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