新着情報2018年

実践道場 「世界遺産実習(茅葺き実習)」

7月25日、1年環境職藝科・建築職藝科の学生(23期生)による「世界遺産実習」茅葺き体験を、南砺市菅沼集落「荒井家」で行いました。この実習は、茅葺き体験を通して、世界遺産に登録されている合掌集落と自然環境の関わりや合掌造りの構造などについて理解を深める本学院独自の授業です。
当日、県西部森林組合砺波支所職員の皆さんより、合掌造り(茅葺き)の説明、合掌造りの骨組みを緊結している“ネソ(マンサクの若木)”を縄のように加工する方法やその結い方の指導を受け、実際に「荒井家」にて茅葺きを体験しました。
また、菅沼・相倉合掌集落を見学・散策しながら、上野幸夫教授より合掌造りの構造等についての説明を受け、合掌集落が自然と融合しながら現在に生き続けていることを学びました。

県西部森林組合砺波支所職員の皆さんによる説明 茅葺き実習
茅の運搬
茅の突出し 合掌造りの内部見学
菅沼集落「荒井家」


ネソの結い方の説明受講


世界遺産 五箇山 相倉集落 記念撮影