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早稲田大学ワボットハウス研究所庭園管理実習

06/11/10 UP

園藝・ガーデニングコースの渡邉美保子講師は、去る10月26日から28日まで、10期生の学生2名とともに早稲田大学ワボットハウス研究所(岐阜県各務原市)の庭園管理実習を行いました。渡邉講師の設計によるこの庭園は、約60種類の耐寒性宿根草を組み合わせた庭で、今年5月に園藝・ガーデニングコースの実習として地元の造園会社さん(岐阜造園)の協力を得て渡邉講師と学生が作りました。今回は、植栽後の最終デザイン調整として、一部の宿根草の株分け・移植作業、および切り戻し作業等を行いました。

トリトマ'ロイヤルスタンダード'の株を堀上中。 ガーデンフォークを株の中心に背中合わせで差し込み、テコの原理でお互いが手前に倒すときれいに株が分かれます。宿根草の株分けの基本中の基本。
トリトマの絡み合った根を丁寧にほぐしています。根が乾かないよう、スピードが命。 トリトマの根は、ゆであがったスパゲッティのようなクリーム色でとても長いため、深めに植え穴を掘り、土壌改良(堆肥、木炭、海草の粉)を施し、たっぷり水を染み込ませます。
ガーデンフォーク(宿根草専用の根をいためないフォーク)にて、カルーナ・ブルガリスを掘り取り中。 トリトマがあった場所にコクリュウ、カルーナ・ブルガリスを移植して、チャート砂利を敷き直しています。
トリトマの移植作業前の宿根草ガーデンエリア。 移植作業完了。(3ヶ所にあったトリトマを一ヶ所だけに植栽変更。堀上げた残りのトリトマは、庭園の別な場所へ移植。)
ハクチョウソウ、ネペタの切り戻し作業中。一部の宿根草は、花後に切り戻すことにより、再び花が咲く。これでまた11月にも花が咲きますよ。 ヴァーベナ・ボナリエンシスとイトススキ(斑入り)が午後の日差しを浴びてきれいです。

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