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松尾神社手水舎建築実習

08/6/9 UP

4月下旬、実物実習の一環として、松尾神社手水舎(小矢部市松尾)の建築(建方)実習を行いました。
松尾神社の本殿・拝殿店・社務所は、本学院上野幸夫教授(建築職藝科)による監修のもと、昨年修復されました。参道入口には手水鉢があるものの、手水舎が無かったため、今回、本学院の実物実習教材として依頼を受けています。
手水舎(桁行: 1.818m、梁間: 2.273m、棟高: 3.4m)は総ヒノキ造りで、内側に傾いた四本の柱で強度を増す「四方転び」や各部材の先端になるほど太くなる「反り増し」などの高度な技法を随所に施しています。昨秋より上野教授(建築職藝科)の監修のもと、学生(建築職藝科建築大工コース: 11期生)らが墨付、加工を行い、4月に現地での建方を行いました。

原寸図(板図)の作成 構内実習風景
垂木加工作業 建方後の記念撮影
竣工した松尾神社手水舎(左) 四方転び、反り増し等の技術を施した手水舎

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