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平成20年度 実践道場〜世界遺産実習(五箇山茅葺き体験実習)〜

08/7/30 UP

7月24日、1年合科(大工・庭師: 13期生)、研究科生による「世界遺産実習」を、富山県南砺市五箇山"菅沼合掌集落"で行いました。この実習は、世界遺産に登録されている合掌造りの茅の葺替え行い、合掌集落と自然環境の関わりや合掌造りの構造などについて理解を深めるものです。

当日、五箇山森林組合の皆さんによる手ほどきで、60度もある急勾配屋根の茅葺きを体験し、併せて集落とその周辺の環境を散策しました。雪持林(集落の雪崩防止林)にある根曲がりの木は合掌造りのチョウナ梁に適していること、またその林にはトチの木など食べられる木が植えられていること、また雪深い中で合掌集落が自然と融合しながら現在に生き続けていることなどを学びました。

茅葺き体験実習の様子
学生らの集合写真 茅葺屋根の民家が連なっている菅沼合掌集落(世界遺産登録)
上野教授(建築職藝科)による合掌造りの説明

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