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黒部市指定文化財『名勝天真寺』庭園実習(庭園修景、剪定実習)

12/7/27 UP

 2年環境職藝科、環境職藝研究科の学生が、実物実習として天真寺庭園内の道具倉周囲に、シダレモミジ・ツバキの移植、山灯篭の据付(庭園修景)を行いました。

シダレモミジの移植
山灯篭の据付 竣工

 7月5日、環境職藝科の学生が、本学院の中曽根弘オーバーマイスター(現代の名工)らの指導のもと、天真寺庭園のサツキやツツジなどを中心に剪定を行いました。
 本学院では、実践教育を兼ねた奉仕活動の一環として、毎年、同寺にて剪定活動を実践しています。
 当日、日本庭園などを実際に学ぶため、本学院で研修しているポール・ガパニーさん(フランス)も参加し、剪定方法などを学びました。

剪定実習に取り組む学生 フランスからの研修生
ポール・ガバニーさん(手前左)

 天真寺の庭園は明治31年に造られ、その後近江八景の趣を取り入れた回遊式様式となり、昭和31年に市文化財に指定されています。
 また、本学院では、建築職藝科の実物実習として「松桜閣」(市文化財.初代県知事国重正文邸宅)、「茶室棟」、「表門」、「地蔵堂」、「道具倉(愛園の倉)」の保存修理、解体修復等を実施しています(実習の様子は別途、“名勝天真寺修復工事の一連の実習風景(2011)”の記事をご覧下さい。)。

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